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また懲りずに新しいタネを播きました!

また懲りずに新しい品種に手を出しました。
ここまで!ここで終了!と思っても、
なかなか終了できないのがマニアです。。。

もうベランダには150種は間違いなくあります。
恐らく、そろそろ一人で管理できる範囲は
超えてきているようにも思います。

毎朝夕、1時間程度時間をかけて、
水遣りやチェックを行っていますが、
さすがにこれだけあるとエラーも出します。

先日の植え分け失敗のgunniiもそうですが、
aromaphloiaなども枯らせてしまいました。

また今はglobulus ssp. maidenii
かなり危ない状況になってきています。

このあたりのユーカリは、
あまり心配のいらない部類のユーカリなので
余計に管理が雑になってしまい
このようなことになってしまいます。

逆に難易度の高い、西AZのユーカリは
忘れずにしっかりチェックしているので
至って元気に成長しています。

新しいユーカリも難易度の高いものはそれほどないので、
チェック漏れがないように気をつけたいところです。

Eucalyptus albens(白銀ハート葉でpolyanthemosに類似)
Eucalyptus dealbata(白銀ハート葉でpolyanthemosに類似)
Eucalyptus glaucescens(malleeバージョン)
Eucalyptus leptopoda(西AZの糸葉ユーカリ)
Eucalyptus leptophylla(タネが違ったので仕切り直し)
Eucalyptus kybeanensis(緑の映える小さな葉の低木ユーカリ)

そして既存の仕切り直し

Eucalyptus gracilis(今度はうまくいきそう!)
Eucalyptus dolichorhyncha(タネが悪いのか不調・・・)
Eucalyptus gunnii ssp. gunnii(枯れたので仕切り直し)

今年は越冬サイズまでが限界でしょうが
来年はその雄姿が拝めるでしょうか。

楽しみ楽しみ{#音符}

# by eucalyptus_k | 2012-08-11 00:07 | ユーカリ(栽培実績)
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Eucalyptus extricaが開花!

ついにEucalyptus extricaが開花しました!!

fancybox記事215の画像1

これは私の夢であり、目標でした。

日照の悪いベランダで
半ば無理やり育て始めたユーカリ。

本当にこのベランダでは
ユーカリ栽培は無理なんじゃないか?
とさえ思って挫けかけたこともありました。

そこからも色々と失敗続きで
何度もくじけそうになりました。

親愛なるこあら師匠
泣きついたこともありました。。。

初めて難易度の高い西AZのユーカリを育て始めたときには
このextricaを含め、ほぼ全てがうまくいきませんでした。

それが色々と改善したり、試行錯誤して、
何とか西AZのユーカリを栽培できる環境を構築して、
このベランダでも開花ができるかもという夢を持ちました。

そして、今日!
その夢の第一歩がかないました!

extricaの花はとっても小さく、
パッと見は分からないほどに繊細です。

これを皮切りに
どんどん開花が進めばいいなと
今から胸を躍らせています{#炎}

fancybox記事215の画像2

fancybox記事215の画像3

fancybox記事215の画像4

# by eucalyptus_k | 2012-08-09 12:11 | ユーカリ(花と蕾)
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ユーカリの寄せ植えは止めた方が良い!

最近色々な方からお話を聞いていると
ユーカリを寄せ植えするのはどうかという話が出てきます。

確かに狭い日本ですし、場所の確保も大変ですから
寄せ植えしたいという気持ちは良くわかります。

実はこの私も、狭いベランダで、場所の確保が困難で、
いくつか寄せ植えをしたことがあります。

Eucalyptus bridgesiana + Eucalyptus orbifolia
Eucalyptus gunnii ssp. gunnii × 2
Eucalyptus cinerea × 2
Eucalyptus pulverulenta × 2

上記のような寄せ植えをやっていました。
特にorbifoliaの寄せ植えは、
性質が全く違うので最悪ですね。。。

でも、、、
ユーカリ程寄せ植えに適さない植物はありません。

最初のうちは問題ないのですが、
根張りと吸水が激しいので、
いずれはどちらかの株が食われて枯れたり、
共倒れになってしまうことさえあります。

まず、無理を感じたのは、
性質の違うbridgesianaorbifoliaの寄せ植えでした。
これについては一昨年の秋に植え分けを行っています。

鉢から抜いてみると、思った以上に最悪な状況でした。
鉢の中はほとんどがbridgesianaの太い根で覆われており、
orbifoliaの根なんてどこにも見当たらない程でした。

今でも覚えていますが、
難解なパズルを解くかのように
根を切ることは全くないくらいの丁寧さで、
1時間以上かけてbridgesianaの根をほどき、
その中からorbifoliaの根を救い出しました。

救い出したorbifoliaの根は
仙人の髭のように細く真っ直ぐに伸びていました。

そこから植え分けた後、bridgesianaは凄い根だったので、
特に大きな痛みもありませんでしたが、
orbifoliaは悲惨でほとんどの葉がなくなり、
もう完全に枯れてしまうという覚悟をしていましたが、
何とか奇跡の復活を遂げて、
今は1m近い立派な株になってくれています。

私は今まで多くの植え替えに失敗し、
枯らせた株は星の数ほどあります。

この事例は、その経験が活かされた
奇跡の結果だと思ってください。

その他の上記の寄せ植え株も60~80cmを超え、
もう限界になっていると判断して、
今年の春~初夏に植え分けを行うことに決めました。

ここまで大きくなると、片方の弱い方の株が食われて、
明らかに樹勢に差が出ているのが一目瞭然です。

全ての株について、最悪な状況でした。

60~80cmを超えるまでに育っていますから、
もう根は完全に一体化しており、
ほぐすのは途方もない労力が伴うと思い落胆しました。

それでも共倒れを避けるために、
時期も時期ですが、できる限り丁寧に時間をかけて、
樹勢の強い方の株を優先して、解いて
何とか植え分けを行いました。

その結果は。。。

Eucalyptus gunnii...樹勢の弱い方が枯死
Eucalyptus pulverulenta...樹勢の弱い方が枯死
Eucalyptus cinerea...両方生存

という悲惨な有様でした。

cinereaが両方生き延びたのはある種奇跡ですが、
あまり樹勢に差がなかったのが良かったようです。

それでも痛みはものすごく、
一旦は共倒れの覚悟を決めた程です。


このようにユーカリの寄せ植えは
とても悲惨な結果をもたらすものです。

季節の寄せ植えとして見せて、
季節が終わったら抜いてしまうのなら別ですが、
ユーカリを末永く育てていたい方は
絶対に寄せ植えは行わない方が良いです!

もし場所がないのならば、
小さな鉢で無理やり育てた方が良いです。
極端な話、ポットのまま置いていた方がまだ良いです。

どちらにしてもユーカリには災難でしょうが、
こちらの方が、枯れてしまうことはないので遥かにマシですし、
元気がなくなってから、いくらでも対処は可能です。

最後にその他の植物との寄せ植えですが、
これも基本的には止めた方が良いです。

ユーカリは自身の落葉の精油により、
土中の成分を自分に合わせる性質を持っています。
また、観葉植物ではなく、大型樹木なので、
根張りが他の草木では到底太刀打ちできません。

また、多くの品種で用土を酸性にする力が強く、
アルカリ寄りのpHを好む、多くの花草は
元気がなくなったり、枯れてしまったりします。

ユーカリは毒を出して、他の植物を枯らすとまで言われています。
実際は毒を出すというのは嘘ですが、
上記の要因により、結果的には他の植物を食ってしまいます。

下の写真は、私の教訓とするために撮った
枯れたgunniiの写真です。

このgunniiは私が初めて育てたユーカリだったので、
とてもショックで少し涙がこぼれましたCry

fancybox記事214の画像1

fancybox記事214の画像2

このような悲惨な結果を招かないためにも
ユーカリの寄せ植えは絶対に避けてください。

# by eucalyptus_k | 2012-08-08 08:22 | ユーカリ(栽培知識)
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