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ユーカリを種から育ててみる~第一弾~(3)

発芽してから3日が経過。
どんどん生長していきます!
本当にユーカリは生長が早いですね!

今のところ1cmを越えたものが出てきたくらい。
3cmを超えると9cmポットへの植え替えが可能みたいです。

すくすく育つんだよーっ♪
植え替え時に根を痛めずにできるか今から心配。。。><;

fancybox記事23の画像1

fancybox記事23の画像2

# by eucalyptus_k | 2009-06-15 18:05 | ユーカリ(タネ播き)
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ユーカリを種から育ててみる~第一弾~(2)

6月6日に種を蒔いてから
6日で発芽!!早っ!!

赤い芽緑の芽が起き上がってきています。

fancybox記事22の画像1

fancybox記事22の画像2

早く大きくなあれ!
既に何人かご注文を頂戴していますので
頑張らなきゃいけませんね^^

ってか発芽したこと自体が奇跡です!
全くの初めてのトライでしたから。。。

【発芽:2009/6/12】

# by eucalyptus_k | 2009-06-12 14:35 | ユーカリ(タネ播き)
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【ユーカリ紹介-08】
ユーカリ・ビミナリス (Eucalyptus viminalis)

続きまして第08回目は、殺菌作用ナンバーワン!
官能的な芳香と精油で非常に評価の高い
ユーカリ・ビミナリスです。

viminalisには学術的に認められた亜種が4種存在しますが、
今回はその中でもメジャーな2種を一緒に紹介したいと思います。
----------------------------------------------------
Eucalyptus viminalis ssp. viminalis
(リボンガムと呼ばれる原種)
Eucalyptus viminalis ssp. cygnetensis
(樹皮のザラザラした亜種)
----------------------------------------------------

◎ユーカリ・ビミナリス(リボンガム)
【学名:Eucalyptus viminalis ssp. viminalis】
【英名:Manna Gum / Ribbon Gum / White Gum】

fancyboxビミナリス(Eucalyptus viminalis ssp. viminalis)の画像1


◎ユーカリ・ビミナリス(ラフバーク)
【学名:Eucalyptus viminalis ssp. cygnetensis】
【英名:Rough-barked Manna Gum】

fancyboxビミナリス(Eucalyptus viminalis ssp. viminalis)の画像2

これらの亜種には小苗や苗木の間での明確な差はほとんどなく、
育て方や性質についても全くと言っていいほど違いはありません。

単にviminalisとして販売されているタネの中には、
この2種のタネが混在していることが多く、
同時に日本で販売されているviminalisにも
2種が混ざっているようです。

あくまでも傾向ですが、
苗時点での2種の写真を見比べてみましょう。

ssp. viminalis
fancyboxビミナリス(Eucalyptus viminalis ssp. viminalis)の画像3

茎が赤みがかっていることが多く、
葉は幅があり、少し丸みを帯びる傾向が強いです。
また、こちらの方が少し香りが強いように思います。

ssp. cygnetensis
fancyboxビミナリス(Eucalyptus viminalis ssp. viminalis)の画像4

茎は綺麗な黄緑色をしていることが多く、
葉は細長く槍の先のような形状になる傾向が強いです。
香りはssp. viminalisよりわずかに控え目です。

もし、viminalisを植木鉢などでコンパクトに管理する場合、
どちらを栽培したとしても大きな差はありません。
上で挙げた傾向を個体差が上回ることも大いにありえます。

ところがもし、露地植えで樹木へと育てる場合には、
非常に大きな差が生じてきます。

ssp. viminalis
fancyboxビミナリス(Eucalyptus viminalis ssp. viminalis)の画像5

オーストラリア南東部からタスマニア島にかけて生息し、
90mを超えるユーカリ中でも屈指の巨木へと成長します。
また英名の通り、樹皮がリボンのように剥けていきます。
そして、蕾と実は下の写真のように3個セットで生じます。

fancyboxビミナリス(Eucalyptus viminalis ssp. viminalis)の画像6

ssp. cygnetensis
fancyboxビミナリス(Eucalyptus viminalis ssp. viminalis)の画像7

サウスオーストラリア州のアデレード周辺に生息し、
ssp. viminalisとは対照的に
10m程度の木もしくは灌木状に育ちます。
また樹皮は英名の通り、表面がザラザラしています。
そして、蕾と実は下の写真のように7個セットで生じます。

fancyboxビミナリス(Eucalyptus viminalis ssp. viminalis)の画像8

このように、苗の間では全く差がないのに対して、
樹木の時点では非常に大きな差が生じます。

日本では10mを超えるような樹木にまで
育てるようなことは中々ないでしょうが、
コンパクトに管理する場合、
ssp. cygnetensisの方が向いているということになります。

また、その生息地の特徴から考えると、
ssp. cygnetensisの方が若干暑さに弱く、
過湿に対する耐性も低くなっていることと思います。

それではviminalisの総合的なお話へと移ります。

公園や街路樹などでもたまに見かけることがあり、
園芸店等でもリボンガム名で売られていることがあります。
日本では比較的良く知られたユーカリといえるでしょう。

viminalisは今まで紹介してきた丸葉系と違って、
典型的な細葉系のユーカリになります。

また、大きく成長すると非常に細長い柳のような葉になります。
これは多くの人がイメージしやすい葉形なのではないでしょうか。
そうです!まさにコアラが食べているようなユーカリの葉です。

実際にviminalisは、コアラが好んで食べるユーカリとしても有名です。
また、その精油の殺菌作用の高さ(ユーカリ中トップクラス)から、
オーストラリアの先住民アボリジニーが、
うがいや歯磨き、怪我の消毒等にも使用しているそうです。

viminalisの気になる香りは、
シネオール系の香りが前に立つその他の品種とは異なり、
トロピカルフルーツのような甘くフルーティーな香りが強く香り、
その後に強くシネオールの香りがスッと感じられます。
少し香っただけで、気分がウキウキ爽快になれます。

また、香りも強く、軽く葉を指でなでるだけで香り、
葉を指で潰してみると非常に強く香り、
潰した指が精油でベトベトになる程です。

viminalisの精油はユーカリの精油中で最も高価です。
他の精油が1,000~2,000円程度なのに対して、
viminalisの精油は同量で10,000円を超えています。
精油の採取が難しいことがその要因のようです。

大木になるような品種に共通していることですが、
とにかく成長力がバカになりません!

家に来てから、植え替えの痛みをものともせずに
一日一日わかるほどに葉をガンガン増やしていきます。
特に春を迎えてから、夏に至るまでの間は
間違いなくトップクラスの成長力を誇っています。

日本の環境には比較的合っている方ですが、
鉢植えで育てていくには、その成長力の激しさから、
なかなか厄介なところがあります。
成長期にはまめすぎるほどの摘芯が必要になります。

また、総合的に夏の暑さはあまり得意ではなく、
特にssp. cygnetensisの方は、
夏場に高温障害の症状が出ることもあります。
夏場はあまり成長せずに、軽い休眠期に入ります。

基本的にはgunnii等と比べるとあまり水を必要とせず、
過湿に対する耐性はそこまで強くないので、
より乾燥気味に水はけの良い用土で管理しましょう。

ただし、鉢が根でパンパンになったような株では、
爆発的に水切れが早くなるので、
水切れにも注意が必要になります。

viminalisは2種ともにとても日光が大好きです。
基本的には良く日光の当たる環境で育ててください。

半日陰程度でも問題なく育てられますが、
あまりにも日照が足らない場合には、
貧弱でヨレヨレな葉を生成して、
うどんこ病の被害を激しく受けることもあります。

ただし、その精油の殺菌力の強さから、
虫害にあうことはほぼ皆無です。
例外的にハダニの被害だけは出ることがあります。

耐寒性はssp. viminalisが-12℃程度まで、
ssp. cygnetensisが-7℃程度までといわれています。
乾燥気味に管理すれば、大阪の冬などものともせず、
寒風を浴びても葉が痛むことさえありませんでした。

剪定したviminalisの葉を湯船に入れてみました。
ほんの一握り入れただけでしたが、
お風呂場がviminalisの香りでいっぱいになりました。

かなり強烈なので一握りで十分でしたが、
肌がスベスベになり、非常に調子が良くなりました。
また家の子供の汗疹にも効果がありました。

こんなお役立ちのviminalis
ベランダの鉢植えでどこまで育てられるかわかりませんが、
頑張って育てていくぞと心に誓っています!

ssp. viminalis
fancyboxビミナリス(Eucalyptus viminalis ssp. viminalis)の画像9

ssp. cygnetensis
fancyboxビミナリス(Eucalyptus viminalis ssp. viminalis)の画像10

















コアラの餌を栽培されている
親愛なるこあら師匠は、そのお仕事がら、
viminalisに関してはエキスパートです!

viminalisを育ててみたい方には
親愛なるこあら師匠の農場
をご紹介します

------------------------------
<栽培難易度:A+>
香良さ:★★★★
香強さ:★★★★
成長力:★★★★★

要水分:★★★
耐過湿:★★★
耐水切:★★★
耐日陰:★★★
耐移植:★★★
耐寒性:★★★★
耐暑性:★★
耐病虫:★★★★★

------------------------------
※A簡単~E難しい / A+...Aより少し難しい

 
# by eucalyptus_k | 2009-06-12 13:50 | ユーカリ紹介
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ユーカリを種から育ててみる~第一弾~(1)

Eucalyptus glaucescensという
白銀丸葉の非常に良い香りのするという品種を育てたくて、
各地を探してみましたが、全然見つからず、
これに至っては園芸店が「は?何それ?」という始末。。。

良い機会なのでユーカリの種を輸入して、
種から育ててみることにしました。


イギリスのサイトから種を注文しました。
値段は送料込みで6.26ポンド(950円程度)です。
注文してから6日余りで到着しました。

fancybox記事20の画像1

袋にはしっかりとEucalyptus glaucescensとあります。
種はゴマより少し小さい黒い粒で、
赤茶色の種袋のカスと一緒に入っています。

fancybox記事20の画像2

カスの中から、種を選り分けます。
※カスは一緒に蒔いてもOKだそうです!

fancybox記事20の画像3

二種類の自作苗床に種を植えました。

fancybox記事20の画像4

左は1粒ずつを小分けにして24粒、
バーミキュライト100%の用土に植えています。
こちらは毎日霧吹きで保水しながら室内で保管します。

fancybox記事20の画像5

右はカスと一緒に10数粒を
バーミキュライト6:ピートモス4の用土にバラ植え。
こちらは毎日霧吹きで保水しながら室外で保管します。

fancybox記事20の画像6

ユーカリの発芽は長ければ数ヶ月かかるとのこと、
果たしていくつ芽を出してくれるのでしょうか?

いっぱい芽が出た暁には、
送料と梱包料負担で
希望者にプレゼントします!

どうなるでしょうか。。。お楽しみにっ!

【種播:2009/6/6】

# by eucalyptus_k | 2009-06-11 01:57 | ユーカリ(タネ播き)
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ゴーヤ発芽!

去年からベランダ菜園と称して
マンションのベランダで
ゴーヤの緑のカーテンを作っています。

去年は初めてで、知識もなかったので
ゴーヤの苗を買ってきての栽培で
十数本のゴーヤを収穫しました。

今年は前年のゴーヤから種を採取して、
種を発芽させるところからチャレンジ!

fancybox記事19の画像1

5月中頃に種を植えて、
先週ようやくプランターに定植したところです!
今年も元気に育って
美味しいゴーヤが
たくさん食べられますようにっ♪

# by eucalyptus_k | 2009-06-11 01:19 | その他の植物
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