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日本のユーカリ実情(1)~適当な名称管理等~

今回は生産者側ではなく、
消費者側
にいるからこそわかる現実と、
日本でのユーカリの名称管理とその他について、
私が知りえることを書いていきたいと思います。

まあ、とにかく日本でのユーカリ事情はいい加減です。
勝手に名付けてみたり、学名・品種を間違う等、日常茶飯事。
ここまで適当なのには本当にびっくりします。

私は相当オタッキーな性格なので
ひたすらに珍しいユーカリを日本全国探しまくりました。
本当に日本全国、100か所以上は電話しましたね(笑)
その結果わかったことですが、

「実際に日本で出回っている品種は僅か」
個人や単発で栽培されているところは別として
日本で出回っているのは、ほとんどが
gunnii、globulus、citriodoraの3種です。
そしてその他では非常に稀ですが、
bridgesiana、websteriana、polyanthemos
cinerea、pulverulenta、perriniana
などです。
それ以外はまずほとんど見かけません。

あと、大量生産している栽培元も全国数か所だと思います。
実際、名前までほとんどわかってます(笑)
コアラの絵やgunniiの葉の絵が描かれたタグなど
見覚えはありませんか?

「名づけ方は非常に適当」
銀葉で丸葉なら「銀丸葉」、銀色で綺麗なら「銀世界」、
葉がハート型なら「ハートリーフ」、
全てはコアラの餌で、花粉症に効く、、、
と。
まあ、日本人がイメージしてるユーカリはコアラですし、
売れれば品種なんてどうでもいいのでしょうね。

私は当初、苗をひたすら探して買い求めましたが、
品種が全然わからずいい加減、
頼んだものと全く違う品種が届いたりするので、
今はこあら師匠のところで種から育てられた苗か、
自分で種から育てたもの以外は手を出しません。

ユーカリであれば何でもOKという場合は
そんな拘りは無用なのでしょうが。
そういうことに馬鹿みたいに拘ってみる面白さが
あってもいいんじゃないかなあと思っています。

# by eucalyptus_k | 2009-12-23 19:25 | ユーカリ(品種知識)
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