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越冬中のユーカリたち

ユーカリにはかなりの耐寒性があることを
ご存じない方が結構いらっしゃるようです。

特に日本でよく見かけるユーカリは
どれも耐寒性はなかなかのものです。

中でも、一番メジャーなgunnii
ユーカリ中でもトップクラスの耐寒性を誇ります。

下記が日本でメジャーなユーカリの基本値です。

・Eucalyptus gunnii...-20℃
・Eucalyptus cinerea...-12℃以上
・Eucalyptus globulus...-8℃以上
・Eucalyptus pulverulenta...-14℃以上
・Eucalyptus bridgesiana...-10℃以上
・Eucalyptus Camphora...-14℃以上
・Eucalyptus Perriniana...-17℃以上
・Eucalyptus Polyanthemos...-7℃以上
・Corymbia Citriodora...-3℃以上

ご参考までにお願いします。

それでは家のユーカリたちの中で
比較的寒さには弱い品種の状況について
ご紹介したいと思います。

まず、日本での栽培ガイドなどでは
屋外越冬は無理と言われているレモンユーカリです。
家ではこれが越冬二年目です。
fancybox記事185の画像1

葉は思ったより傷みませんし、
寧ろあまり心配はしていない方です。
葉は少し散ることはありますが、
春にはまたワサッと新しい葉が出てきます。

こあら師匠のところでは、
葉が全部散ることもあるようですが、
問題なく春には完全復活するようです。

次に、レモンユーカリ並みと言われる
耐寒性の低いrudisです。
fancybox記事185の画像2

家の中では結構傷んでいる方ですが、
こんな感じであれば全然問題ありません。

耐寒性には自信のなさそうなmelanophloia
家では最も激しく赤紫色に紅葉しています。
成長は11月ぐらいからピクリとも動きません。
それでも葉に枯れの出るようなことはありません。
fancybox記事185の画像3

これも耐寒性イマイチのgrandisです。
ただ葉は全部散っても枯れそうもないほど強健です。
先年は少し葉色が変わった程度でしたが
今年はより寒くなったために真っ赤になっています。
fancybox記事185の画像4

ただこの程度では葉が少し散るかもという程度です。

先日紹介したばかりのcamaldulensis
見事なまでに真っ赤かになっています。
下葉は少し散りそうですが無問題です!
fancybox記事185の画像5

最も寒さに弱い部類に属するerythrocorys
葉は明らかに霜焼けしていますが、
特に不健康そうには見えずに元気です。
fancybox記事185の画像6

これは一番寒くなった日に一度ヘタったので、
その日の夜だけは室内に一時的に避難しました。

今年は最低で-4~5℃はいったかと思いますが、
この程度の紅葉&葉痛みでは
全く心配するようなレベルではありません。

次に写真からもわかると思いますが
マンション12Fの寒風吹きっさらしの場所に置いた
比較的耐寒性の強い品種の状況です。

冬はやたらと風が強くなり、
寒波の来る日には常時風速10m以上の風が吹き荒れ、
マトモに立っていられないほどの風が吹くときもあります。
そんなときの体感温度を計算してみると、
-15℃くらいになっています。

耐寒温度-15℃にもなるdalrympleanaです。
色は変わっていますが、冬でも比較的水を欲します。
ところが夏はびっくりするほど暑さに弱いです。
冬は安心、夏は注意のユーカリの代表格です。
fancybox記事185の画像7

次に、耐寒温度-12℃程度のdelegatensis ssp. tasmaniensis
とても綺麗な紫色の葉になっています。
葉の色は変わっていますが、葉痛みや枯れはゼロ!
真っ白になった茎がとても綺麗です。
これも夏は毎日ヘロヘロになるほど暑さに弱いです。
fancybox記事185の画像8

次は以外にも寒さに強く、家では丈夫な二種です。

寒風には弱いlehmannii
寒風を浴びると葉がボロボロになってしまいます。
風さえ避ければ、この通り全く痛むことはありません。
fancybox記事185の画像9

albidaは西AZのユーカリの中ではかなり寒さに強いです。
この株は少し風を避けていますが、
吹きっさらしの場所に置いている株もかなり元気です。
fancybox記事185の画像10

最後に去年も紹介しましたが
冬に花を添えてくれる二種です。

この二種は夏には青々とした葉色をしているのですが、
冬になると真っ白な新芽が出て本当に綺麗です。

私の胸の高さを超えたtenuiramis
fancybox記事185の画像11

もうすぐ私の背を超えそうなrisdonii
fancybox記事185の画像12

この二種が家では最も生育状態の良いユーカリになります。

今年も枯れたユーカリはゼロで
無事に越冬を完了できそうです{#クローバー}

# by eucalyptus_k | 2012-03-02 20:34 | ユーカリ(栽培実績)
↑PageTop
Trackback(0) |  Comments(6)
By Osakano Jie at 2012-03-03 22:08 x
eucalyptus_kさん、こんばんわ。
erythrocorysですが、我が家では寒さに弱いランキング1位です。
この冬、少し危なくなってきた感じがしたので、即行軒下に移したのですが、今の感じでは難しい様です。
放射冷却の影響を受けない場所に置くか、戸外であれば枚方より暖かい地域での栽培で無いと無理な様な気がします。
By eucalyptus_k at 2012-03-04 00:52 x
Osakano Jieさん、こんばんは。
実家の親父のところのerythrocorysが
昨年冬に葉が全枯れしましたが、
春には復活していますので
まだあきらめないでください。

あと、全体的な樹高にもよるかもしれません。
昨年の冬は30cm程度だったので簡易温室に入れました。
簡易温室内であれば全く葉痛みもないレベルでした。

今年は1mを超えるくらいの樹高になっているので
あえて外に出しっぱなしにしました。
写真ではわかりにくいですが、
下の方の葉は完全に霜焼けで枯れも出ています。
思ったよりも傷んでおり、
間違いなく一番寒さには弱く、
寒風と霜は厳禁のように思います。

家ではまだですが、1mを超えると
毛のないMaculataのような葉が生えてきます。
レモンユーカリやテトラゴナもそうですが、
毛のない葉が出だしたら耐寒性がぐんと上がるので、
もう少し様子を見てみてください。

後は用土凍結と寒波の際の用土の湿りにかなり弱いです。
天気予報で寒波の予想が来たら、完全断水を推奨します。
By Osakano Jie at 2012-03-04 22:53 x
eucalyptus_kさん、こんばんわ。
日当たりの良い軒下に置いてある数鉢以外は、この冬は水やりをやった記憶が無いほど水道水は与えていないのですが、どうしても雨だけは避けられません。
避けられないと言うよりも、避けていないと言ったほうが正しいと思いますが、雨に含まれる微量の有機物や無機物を栄養源にさせているので、あえて避けていないのと、
精油にケモタイプと言う言葉がある様に、学名・科・種・属の同じ種から育った植物でありながら環境・土壌・収穫時期などの育成環境によって成分が大きく異なるものがあるように、ケモタイプ大阪版に育って欲しいと言う点です。
春を待とうと言う事で、秋口に枯れたものもいまだに置いてあります。
色々とお気遣い頂きありがとうございます。
春に良い報告が出来ればと思っています。
By eucalyptus_k at 2012-03-05 14:56 x
Osakano Jieさん、こんにちは。
これはあるプロからの情報ですが
多くの西AZのユーカリは鉢植えの場合、
基本的には雨を避けた方がよいみたいですね。
明らかに過湿になってしまうからです。

特に寒さに弱い西AZ品種も同様に
冬季の水分管理はかなりデリケートになるので
水分量はコントロールできる方がよいですね。

親父の実家で雨を避けた株と雨ざらしの株に分けて
簡単な実験を行っていましたが、
雨ざらしの株は冬に結構枯れてしまうものが多かったです。
特に今年の冬は意外に雨が多かったですから。
気候が全く異なるので、中々難しいところですね。。。
By Osakano Jie at 2012-03-10 23:01 x
eucalyptus_kさん、こんばんわ。
ユーカリは日当たりが良く、雨のあたらない軒下などが、鉢植えで育てるにはベストな環境ですね。
ただ、160センチ位になると尺鉢は避けて通れず、2メートルを超えると尺鉢では小さくなってしまいますので、それ以上に大きな鉢がベストかな?という感触があります。
そう言う鉢サイズになると、そうそう動かせないし、枝も伸びて、置ける場所が限られてきますので、育てるうえでネックになってきていました。
ちなみにstaigerianaは1メートル四方位のスペースが必要でしたし、軒下の限界に達していましたので、野ざらしの場所に移したのですが、
場所が合わなかったのか?枯らしてからは、戸外でダメなら早い目にアピールして欲しいという心理が私の中で働いているようです。
By eucalyptus_k at 2012-03-21 01:50 x
Osakano Jieさん、こんばんは。
お返事が大変遅くなり申し訳ありません。

確かに尺鉢になってくると、もう場所にとやかくはいえませんね。
家では尺鉢サイズにできるものは恐らく2~3鉢が限界でしょう。

基本は6号鉢で押さえるように管理していますが、
globulusやcamaldulensisなど根張りの特に激しいものは
どうしても根が詰まって、下葉がなくなっていきます。

これはどうしようもないことではありますが、
たくさん育てられる場所があればいいなあと心から思います。
 
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